データコピーとクローンコピーの違い

フラッシュメディアのコピーサービスには大きく分けて「データコピー」と「クローンコピー」の二つに分けられます。
「データコピー」はイメージとしては PC でUSB メモリのデータをコピーして別の USB メモリに書き込むという感じに非常に近いです。(方法、手順は異なりますが、出来上がり品は PC でコピーしたものと同じようになるという意味です。)
「データコピー」では隠しパーテーションや特殊なフォーマット形式の場合はコピーすることができません。
MP4 やAVI 等動画ファイル、MP3 やWave 等音楽ファイル、PowerPoint 資料、PDF など日常で使用されるファイルをコピーするのに向いているコピー形式になります。

対して「クローンコピー」は文字通り同じ物をつくるという機能です。こちらは隠しパーテーションや特殊フォーマットもコピーする事が可能です。
基本的に「クローンコピー」は「データコピー」の上位互換となりますが、データが書き込まれてない領域もコピーするので「データコピーに比べてコピー時間が長くなる」=
「費用が高くなる」というデメリットもございます。
「データコピー」の場合は USB メモリ 16GB に 10GB のデータが入ってる場合はコピー時間は 10GB 分ですが「クローンコピー」の場合はコピー元の USB メモリが 16GB だった場合はデータ量に関わらず 16GB のコピーをおこなうということになります。
各種機器のファームアップ用 USB やOS システムをコピーに向いております。

データコピーはコピーサービスを行ってる会社では間違いなく行っているのですがクローンコピーは対応できる会社が限られておりますのでコピー依頼先を選定する際の重要な要件になります。当社ではもちろんクローンコピーも承っておりますのでその際は是非ご相談ください。
フラッシュメディアコピー時の注意事項
フラッシュメディアをコピーする場合はいくつか注意事項がございます。

基本的にコピー先のメディア(ターゲットメディア)はコピー元のメディア(マスターメディア)より必ず多きい必要がある。
例えば USB メモリ 16GB に 4GB のデータが書き込んである USB をコピーしたいとします。パソコンで 1 本づつコピーするのであれば問題なくコピーできるのですがデュプリケーター(業務用コピー機)を使う場合は不可能となります。
コピー元メディアが 16GB なら 16GB 以上のメディアにコピーする必要があります。(もちろん 16GB 以上なので 32GB や 64GB のメディアにコピーする事は可能です。ただし、その場合はデータコピーにしろクローンコピーにしろ完成メディアは PC 上からは 16GB で認識されます。空きのエリアを開放するには 1 本づつ手動で作業を行う必要がございます。)

同じ容量のメディアでもメーカーやロットにより微妙に容量が異なります。
Th販の USB メモリの場合、同じ USB16GB と書いてあってもパソコンから認識される容量が微妙に異なります。先に説明させて頂いたように「ターゲットメディアはマスターメディアより必ず大きい必要がる」というのは 1 バイトでもターゲットメディアが小さいと基本的にはコピーできないません。
よって A という USB メモリ 16GB がパソコン上から 15.5GB として認識されたとします。対して B という 16GB のUSB メモリが 15.51GB として認識されたとします。(フラッ シュメディアとパソコンでキロバイトやギガバイトの扱いが少し異なるので通常は多少小さく認識されます。)
こうなると同じ表記上 16GB のUSB メモリなのに A→B のコピーは出来るのですが B→A のコピーは出来ません。
また、これは同一の会社の同一型番の USB メモリでも起こりえます。特に安価なノンブランド品でこの傾向は顕著になります。
有名所でもこの傾向が多少あります。フラッシュメディアで有名な SANDISK 社の物でも稀にですが容量違いがあります。
対してキオクシア社(元東芝メモリ)の製品では容量違いが起きたことがないのですしやはり品質が安定しているのでキオクシア社の USB メモリをお勧めしております。
なお、産業用フラッシュメモリは通常管理がしっかりしておりこの問題が起こることは基本的にございません。
また、マスターを制作する際に 16GB のUSB メモリを 15GB 程度まで容量を減らしてパソコンが認識するように加工した後にコピーを行う事でこの問題は回避可能になります。技術的な事が絡むので難しい場合は弊社にてマスターとなる USB を作成する事も可能です。
特にノンブランドの USB でデータ入りのノベルティを制作されるような場合は予めご相談いただけると後々のトラブルを防ぐ事が可能になりますので是非、お気軽にご相談ください。
複数パーテーションがある場合

最後にもっとも難しのが同じフラッシュメディア内に複数のパーテーションがありそれぞれのファイルシステム(フォーマット形式)が異なる場合です。

上記は 8GB のUSB メモリを 2GB の EX-FAT、2GB の NTFS、3.22GB のFAT32 と 3 分割していおりますが一般的にこのような分割形式の USB メモリはコピーが非常に難しくなります。
マスター USB を作成時に各ファイルシステム毎に標準値が異なるアロケーションユニットサイズという書き込み単位を調整すればコピーできるようになるのですが一般の方が行うのはかなり敷居が高いと思われます。
これは弊社のようなコピーサービスを行う業者でも 99%はこのタイプのフラッシュメディアのコピーサービスは行っておりませんが弊社では可能です。他社で断られたコピーサービスでも是非ご相談ください。

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