Inter Bee 2022
2022年11月16日~11月18日にかけて映像機器・サービスの国内最大の展示会であるInterBeeが開催されました。
当社もこの展示会に出展し、クラウドで多拠点の映像を集約し、スイッチングやタイトル、テロップ挿入などを行ってライブ配信を行「CloudStudio」の紹介をしました。放送局の方などに来訪いただき、新しいライブ配信のあり方をご案内したところ、まさにそのような方向性で現在検討しているという方が予想外に多いことが分かり、このような優れたシステムをいかに伝えていくかが重要であると感じました。
出展ブース構成
オンプレミス版システムの構成
HDMIやSDIでカメラからComstationVMシリーズへ映像ストリームを入力するのが基本となるがNDIという映像信号の送出に適したプロトコルに対応したカメラからはNDI入力も可能である。vMixではこれらからの映像信号を全て認識でき、それらを取り込み、映像のスイッチング、合成、テロップ挿入などを行いライブストリーミングサーバーへ映像を送出できる。ComstationVMシリーズと同じネットワークないのビデオカメラやネットワークカメラからの映像信号を受け取る構成。
HDMI 接続を説明、SDIも可能、カメラから入力
NDI 接続を説明、カメラからの入力
vMix による認識
vMix 機能(スイッチング、合成、ヘッドライン、テロップ)ストリーミング
ビデオカメラ映像(ブース内)
ネットワークカメラ映像(ブース内)
使用シーン
ComstationVMシリーズをオンプレミス運用することでローカルで完結するシステムとなる。ローカル環境で、カメラは配信機材が固定で据え置きで構わない場合や遠隔の中継映像の取り込みなどが無い場合には、ComstationVMシリーズの導入が推奨となる。ハードウェアコントローラーを活用しプリセット機能でのコントロールすれば操作ミスなどのリスクをかなり低減することが可能となる。
1ヵ所で複数カメラストリームの配信を行う場合に適した選択となる。
クラウド版システムの構成
から、SRTやRTMPの映像送出用プロトコルでの送出をクラウドサーバー内のSRTまたはRTMPを処理するのに最適化されたアプリケーションで受け取る。それをさらに映像送出用の優れたプロトコルであるNDIで、vMixクラウドサーバーへ受け渡す。直接vMixクラウドサーバーで受けることも出来るがそれをしないのは、サーバーの負荷を下げて、よりスムーズに映像信号の処理を行うためである。
vMixでは、受け取った映像のスイッチング、合成、テロップ入れなどを行い、ストリーミングサーバーへ映像信号を送出する。
撮影カメラは当然、同じクラウド領域にあるのではなく、地理的に離れたどこからでも多元中継などがクラウド経由で簡単に行うことができるようになる。
SRT、RTMP 接続を説明
SRT,RTPMminiServer へのカメラ映像入力
vMixによるSRTmini サーバからの映像認識・入力
vMix機能(スイッチング、合成、ヘッドライン、テロップ)ストリーミング
リモートカメラ(ブース内)
ネットワークカメラ(コムワークス内)
使用シーン
クラウド版システムは、次のようなコンテンツのライブ配信に最適である
スポーツ中継
eスポーツ大会
複数チャンネル、複数会場でのライブ配信の集中管理・制御
ハイブリット版の構成
これはオンプレミス版の構成にリモートからの映像も受けるフローを追加した構成である。これにより遠隔からの映像もComstationVMシリーズで受けて、より幅の広い映像コンテンツの配信にすることが可能となる。
メイン会場の複数カメラの映像に遠隔からの中継などをおりまぜるような映像の配信に適している。
HDMI 接続を説明、SDI も可能
NDI 接続を説明
カメラからの入力
SRT, RTMP 接続を説明
SRT, RTPM MiniServer へのカメラ映像入力
vMix による SRTmini サーバからの映像認識・入力
vMix 機能(スイッチング、合成、ヘッドライン、テロップ)
ストリーミング
デジイチカメラ映像(ブース内)
スマホカメラ映像(ブース受付内)
リモートカメラ(ブース内)
ネットワークカメラ(コムワークス内)
基本的には前2つの融合で状況に応じて使い分ける説明。