[第二回] 素材共有、高速LANネットワークの時代へ。

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高速ネットワークを構築するに当たり、まず、自分の環境で何を欲しているか考えます。
素材管理、素材共有、サーバの素材にアクセスしながらの編集、アーカイブ
おそらくこの辺りになるのではないかと思います。

素材管理、アーカイブ、素材共有用途であれば10Gbでも十分な速度が得られる可能性も高いです。

サーバにアクセスしながらの編集ですと、扱うファイルのフォーマット(コーデック)にも左右されます。
民生向きのXAVC Sや従来のHD素材であればビットレートはさほど高くならないので10Gbでも用が足りる計算になる場合も多いです。
プロフェッショナル向けのXAVCの場合でも高圧縮なので平均300Mbps(瞬間最大960Mbps)で10Gbでも十分実用に耐えうる速度になりますが、複数人で編集することを考えるともっと速い速度で考えなければならない場合もあります。
静止画連番の低圧縮や非圧縮ファイルの場合1フレームあたりのファイルサイズがMB単位になる事があります。

この場合ですと転送速度が1GB以上必要になり、40Gb/56Gb/100Gbなどの回線環境が必要になることもあります。
回線速度はほぼ価格に跳ね返ってきますので、最適解を考慮する必要があります。

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