【検証】最新MacBookProとQnapをThunderbolt3接続で使う

FileStorageSharing

今回、弊社にあるMacBookPro(Late 2016)と Qnap TVS-871TをThunderbolt接続で繋ぎ、転送速度を計測いたしました。

まず、接続までの流れを簡単にご説明いたします。

接続の流れ

1、QfinderProをダウンロードし、インストールする。

2、Qfinder上でQnapが認識されていることを確認。
  表示されているDirect Link IPをメモしておく。

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3、Mac上のネットワーク設定にて先ほどのIPを参考に設定を入れる。
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基本的には接続自体はこの設定で確立されます。
この後に、Qnapのストレージをネットワークドライブとしてマウントします。
このように様々な接続形式が出ると思いますが、今回はAFPを選択しました。
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この状態で転送速度を計測します。

結果

こちらはBlackmagic Speed Testというソフトで計測したデータです。
diskspeedtest

Write:390MB/s   Read:829MB/s

2

2016/1206追記 writeの速度が少し向上しました

次に、実際に100GBのファイルを移動させた時間を計測いたしました。

・Qnap→MacBook(Read)  タイム:2分12秒

・Macbook→Qnap(write)  タイム:4分5秒

この結果から、上記のソフトでの結果は信頼できるものと考えられます。

Readの速度は良い結果が出たと思いますが、もう少しwriteの速度が欲しいところでした。 今後は細かい設定面を検証し、速度向上を狙って行きたいと思います。

備考:最新MacBookの内部スピートを掲載しておきます。
diskspeedtest-%e5%86%85%e9%83%a8

READがカンストしてしまっています。 一体どのくらいのスピードが出ているのでしょうか…