プレス・コピーサービスでは、盤面印刷の仕様が異なっていたり、ケースも各種ご用意しておりますのでご希望のものを選択していただけます。ただ、名称だけではどのようなものか分かりにくいので盤面印刷とケースのサンプル画像をご用意しました。各画像をクリックするとより大きい画像で確認することができます。
■ケース
ケースは以下のような種類があり、BDケース以外は基本的には好みに応じて選択してよいのですが、ジャケット印刷をするかしないかで選択肢が異なってきます。ジャケットなしでトールケースという選択はほとんどありません。
・トールケース(黒) 画像ではライティングの関係で白っぽくなってますが、黒のトールケースです。DVDのケースとして一般的ですが、通常はジャケット印刷物をケース外側のフィルム内にセットすることが多いです。ジャケットなしでは見栄えがしないので、このケースを選択する場合にはジャケット印刷も合わせてご依頼いただくのがおすすめです。軟質プラチック製のため割れには強いです。 なお、画像のトールケースの厚さは14mmの標準タイプですが7mmのスリムタイプもあります。 なおトールケースはDVD用というイメージが一般的なのでCDで選択することはあまりありません。 |
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・トールケース(黒)を開いた画像 左側にブックレットなどの冊子を挟んでセットできます。右側にディスクをセットし、中心部分を押すことでディスクを取り出すことができます。中心部分の構造は画像とは異なる場合があります。 |
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・トールケース(白) トールケースの白タイプです。 仕様は黒のトールケースと同様です。 |
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・トールケース(透明) トールケースの透明タイプです。 仕様は黒のトールケースと同様です。 |
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・トールケース2枚組(透明) ディスクを2枚収納できるケースです。画像のケースは透明タイプですが、黒と白も選択可能です。ディスクを4枚収納できるタイプなどもあります。 |
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・Pケース(透明トレイ) CD用ケースとして一般的ですが、DVDでも使用されます。ジャケットを内側にセットすることもありますが、盤面がそのまま見えるケースのためジャケットを入れなくともそれなりに見栄えはします。ケースの暑さは10mmの標準ケースといえます。ディスクをセットする台座部分はトレイとよばれますが、トレイ色は黒、白、透明のいずれかを選択できます。硬質プラスチック製のため割れやひびなどが入りやすい面があります。Pケースは必ずしもCD用というイメージではなく、DVDでもジャケット無しの場合にはよく使用されます。 |
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・スリムPケース Pケースと同様ですが厚さが5mmのスリムタイプとなります。 |
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・不織布ケース(ティアテープ・ふた付タイプ) 不織布ケースは価格も安く簡易ケースとしてよく使用されます。片面が透明フィルム、もう一方が不織布と呼ばれるやわらかい布のような素材でできたケースです。ティアテープと呼ばれる赤い帯があるタイプはその帯を引いて開封することができます。ティアテープあり/なし、フタあり/なし、背面ノリあり/なしを選択できます。背面ノリ付はフィルムをはがして貼り付けることができるので雑誌などの付録用に使用されることもあります。 |
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・丸窓簡易紙ケース これも不織布ケース同様で価格が安い簡易ケースとしてよく使われます。 盤面部分が透明フィルム、その他が紙でできたケースです。 |
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・イジェクターケース 軟質プラスチック製で割れに強く、ディスクの出し入れが簡単なケースです。収納は挟み込むだけで、取り出しはイジェクターを押すことでディスクが半分飛び出します。スリムで衝撃に強いため発送する場合などにおすすめです。Pケースなどは発送する場合、緩衝材は必須ですがこのケースの場合は緩衝材なしでも封筒に入れてそのまま送ることができます。コピーサービスで提供可能なケースとなります。プレスでも選択することはできますが、納期が延び、価格もコピーでの価格とは異なります。 |
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・BDケース ブルーレイディスク用ケースです。トールケースと同様にジャケットをセットすることができます。ブルーレイ以外で選択されることはありませんし、間違いの元となるのでブルーレイ以外で使用することもおすすめいたしません。 |
■盤面印刷
盤面印刷は品質のイメージを決定づける結構重要な要素です。コピーサービスの場合はインクジェットやウォーターシールドのいずれかを選択するのが一般的ですがこれらは商用印刷ではありません。当然、プレスで行うオフセットやシルク印刷と比較するとやはり品質面では若干見劣りします。とはいってもインクジェットやウォーターシールドでも十分にきれいで普通の基準で見ればまったく問題はないといえます。水やこすれに弱い点や経年劣化で色褪せるというところが大きな違いです。印刷品質についての考え方・基準は人によって大きく異なりますので、品質にこだわる場合には、コストは上がりますがプレスで標準のオフセットフルカラー印刷やシルク印刷を選択することもご検討ください。プレスサービスをご利用される場合には標準のオフセットフルカラー印刷かシルク印刷のどちらかを選択していただきます。プレスであえて品質の低いインクジェットやウォーターシールドを選択する理由はありません。
・インクジェット印刷 コピーサービスでの標準的な印刷です。家庭で一般的に行われるインクジェットプリンタで行う盤面印刷と同様の方式となりますので、印刷品質も同等となります。インクジェット印刷は水やこすれに弱く、経年劣化も他の印刷方式と比べると大きいです。また印刷時のインク残量や環境状況により、印刷色が微妙に異なることがありますので、例えば連続で100枚印刷したとしても最初の1枚と最後の1枚の色味が異なってしまうことがあります。ベタ塗り部分などでは色ムラが発生することもあります。 |
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・インクジェット印刷 | |
・ウォーターシールド印刷 コピーサービスで選択可能な印刷です。正確には、インクジェット印刷なのですが、水やこすれにつよいディスクを使用します。見た目の仕上がりもインクジェットと比較すると光沢感があり、品質のよい仕上がりとなります。 |
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・ウォーターシールド印刷 画像ではわかりににくいのですが、インクジェット印刷と比較すると印刷面に光沢感があり手触りも若干ツルツルした感じに仕上がります。 |
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・オフセットフルカラー印刷 品質のよい商用印刷です。販売されているDVDやCDなどで一般的に採用されている印刷方式です。写真やグラデーションの印刷に向いているオールマイティな印刷方式です。プレスサービスでは標準仕様となりますが、コピーサービスでも料金をプラスすることで選択することも可能です。 |
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・オフセットフルカラー印刷 | |
・シルク印刷 オフセット印刷同様の品質のよい商用印刷となります。オフセット印刷との違いは使用する色数に制限がある(最大3色以内)ことと特殊な効果を狙う場合を除いて写真やグラデーション印刷 には向かないというところです。ベタの印刷に向いていて印刷品質自体はオフセット印刷よりよいとされていますので、単純明快なデザインの印刷の場合はシルク印刷を選択するのがおすすめです。オフセット印刷同様にプレスでは標準仕様ですが、コピーサービスで選択する場合はオプション料金が必要となります。 |
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・シルク印刷 |